●ぞえじいの作品集

私はもともとはグラフィック・デザイナーです。しかし、初めて入社した会社はテレビCMの制作プロダクションでした。ここではグラフィックも担当しましたが、スティール写真も教わりました(写真作品は別HP「ぞえぞえパラダイス」をご覧ください)。しかし残念ながらこの弱小プロダクションは倒産し、そのまま成り行きで独立しました。しばらくは企業のフリー専属デザイナーなどをしていましたが、やがて会社を設立、同時に編集の仕事も始めました。もともと好きだったモノカキ業もこの頃から始めたわけですが、ここでは私自身の著作と、私が中心となって編集した書籍、主に2000年以降のものを新しい順にご紹介します。他にエロ本や写真集など結構あるのですが、当HPの品位が落ちるので残念ではありますが割愛します。

著作本

八百万(やおよろず)のカミサマがついている!

スキャンダラスな神々

雑学 ご先祖様の知恵袋

ドリル式 身につく実用速読

自然葬

編集本

フラワー文庫版

リズミックカンフー

脱「恋愛ビンボー」宣言!

この飛行機が安全だ!

優しい有機食品

初めてのブルース!!

ブラックミュージック名盤入門!

フラワー、フラワー2(エクスタシー)

老けない! 若返る! 大辞典

まだあった!! 女優192人の愛蔵ヌード

 


■ぞえじいの著作本

八百万のカミサマがついている!
著:川副 秀樹/志學社/1,200円(税込)
2008年5月19日発行

 二年ぶりに本を出版しました。これまでコツコツと書きため、当HPや一部の情報誌などに発表してきたいくつかの小論に大幅に手を加え、新たに書き加えた全10編からなります。内容は日本人、特に歴史の舞台には登場しない庶民の「心情史」に挑戦したもので、古典落語、見聞録・伝承、記紀・説話集をベースに考察したものです。といいましても前作『スキャンダラスな神々』のようなテーマが特出した論文調のものではなく、あくまでも「誰にでも楽しく読める」よう心がけました。

 以下はまえがきよりの抜粋です。
 ……本書には「熊さん、八っぁん」「狐や天狗」「迷信上の妖獣」「人間臭い女神」「アイドル化する怨霊」「狂気の貴人」「力持ちの女性や遊女」などしか登場しません。それでも丹念に読み込んでいきますと、これらの話の中に庶民の心像風景が浮き出てきます。
 自然体験学習やエコロジカルな生き方の重要性は誰もが認識し始めました。ところが、必ずしも史実ではない情報、庶民サイドで語られる歴史や信仰、非科学的な伝承、さらには悪心を持った神々の行為、妄想が創り出した女神、エロチックな庶民習俗、剥き出しの差別観…これらは一部の歴史学者や民俗研究者の専門分野でしかなく、わかりやすく発表される機会はさほど多くありません。私たち日本人は何を恐れ、誰を騙し、何を信じ、何を楽しんでいたのか…これらを知ることもまた、私たちの生活や心を非常に豊かにしてくれるものです。何よりも「自分たちが誰なのか」がおぼろげに見えてきます。……

目次などはtopicをご覧下さい。


スキャンダラスな神々
著:川副 秀樹/龍鳳書房/1,575円(税込)
2006年4月6日発行

私がボランティアをしているフィールド、東京都八王子にある高尾山・薬王院のご本尊・飯縄大権現という神様に関する研究書です。出版まで4年かかりました。 タイトルに比べて内容は結構ちゃんとした研究書ですが、興味のある方には読みやすいと思います。
この神の姿は「空飛ぶ狐に立ち乗りした烏天狗」です。不動明王とも、古代インドの女夜叉・ダキニ天とも、稲荷神ともいわれています。
信州の戸隠山塊・飯綱山出身で、奇怪な噂の絶えない神様です。なぜなら、かつて霊獣「クダ狐」を使役した妖術「飯縄の法」を使う術者が信仰した神様なのです。
戦国時代には武田信玄や上杉謙信などの超高名武将、公家、名僧などもこの神様にハマッています。江戸時代には民間で「狐憑き」の一種として暗躍しています。それどころか昭和の敗戦前後まで迷信として生き残っていました。
本書の前半では、この「クダ狐」や「飯縄の法」について、後半では高尾山に祀られている修験道や密教の教典に登場する神々の知られざる「闇の過去」について検証しています。
巻末の「飯縄の法・妖術・伝承・歴史年表」も力作です。
ジャンルは「民間信仰」「民俗」になるのだと思いますが、高尾山や信州が好きな人にもお勧めします。役に立つ本ではありませんが、これを読むと人生の楽しみが確実に一つ増えます。

龍鳳凰書房 http://www.ryuhoshobo.co.jp


雑学 ご先祖様の知恵袋
著:ぞえ爺/監修&表紙:黒鉄ヒロシ/本文イラスト:滝下智子/宝島社(宝島社文庫)/600円(税込)/2004年3月10日発行

私が初めてまるまる一冊書き上げた本です。知恵袋といっても漬け物の本ではありません。日本人の宗教観、風俗慣習、迷信、国民性、人間像などを真面目&少々エッチな視点から雑学的に解説したもの。つまり原日本的な情景を意外性とエロチックなスパイスの中に見いだそうとしたわけです。
無名な私が書いても当然売れないであろうということで、ペンネームは「ぞえ爺」とし(ネーミングはこの時からです)、歴史検証でも高名な黒鉄ヒロシ氏に監修をお願いしてみたところ、目次をご覧になっただけで二つ返事にご快諾いただき、表紙、各章扉のイラスト、さらにまえがきまで書いてくださった。しかもこの短いまえがきが本書の主旨の的を見事に射ている。
内容(目次抜粋)
●序章「日本人は神様コレクター」
●1章「日本人は日本教の信者?」
 神様はどこからやってくる? /日本教のセックス観/なぜ七福神 は人気があるのか/合体ロボも真っ青な仏像のキャラクター/ほか
●2章「行事・歳事のウラ事情」
成人式は、ふんどし祝いと腰巻き祝い?/桃の節供は厄日だった/七夕祭は堕胎の日だった/十五夜は供え物を盗んでもよい日/ほか
●3章「原日本人の習俗と迷信」
 奈良時代の乱交的公認集団見合い制度/若者組とトンガラシムキ/娘組とハツヨロコビ/破瓜の「ウリ」とは何のウリ?/夜這いはほんとにあった?/女陰に入った蛇を出す方法/狐がお稲荷さんになったわけ/ほか
●4章「カミ様・ホトケ様烈伝」
 箸を女陰に刺して死んでしまった女神/矢に大事なところをつつかれた女神/天狗様は怨霊か神様かアイドルか/トイレの神様は超美人/和合に励み、髑髏を本尊とした密教/ほか
●5章「日本 大人物烈伝」
 日本で最後の獄門首になった男/自らを危険人物と名乗る外骨という男/怪力の遊女ともよ太夫/世界初の鳥人は江戸時代の日本人/忍者が黒船から持ち帰ったもの/裸で過ごした無冠の大天才/ほか
●6章「死ぬ前に知っておきたい法事」
 四十九日って誰が決めた/遺体を焼かれるのが嫌な人は?/コツを拝む日本人の不思議/戒名は有無を言わさぬ改宗方/ほか
*私の古い友人に紀伊国屋書店の常務がいるのだが、彼はわざわざ自費で本書を購入し、子供達に読ませたという。しかし、残念ながら現在、書店ではめったに拙書にはお目にかかれない。それどころか超ショックなことに、ネットでナント10円で売っているではないか! 
…それでもちゃんと読んでくださればいいのですけどね。


ドリル式 身につく実用速読
著:川副 秀樹/監修:佐藤 泰正/本文イラスト:佐々木哲也/宝島社(別冊宝島730)/900円(税込)/2003年2月28日発行

監修の佐藤先生は筑波大学の名誉教授で速読学の研究において教育学博士の学位を持つ第一人者です。宝島社の編集・富永氏から「速読の本を作りませんか」とのご要望をいただき、さっそく企画案を作り、佐藤先生を捜し当てました。大変気さくで温厚な方です。
このようにジャンルの異なる方とお会いでき、親しくお話しをうかがえるところが編集者としての一番の喜びでもあります。
何度か先生とお会いして、お話しを伺ったり、資料をいただいたりして私が書き上げたのですが、ほとんど直しもなくご快諾いただけました。
カバーには「誰でも3倍速くなる」「坊ちゃんが1時間で読める」などのキャッチが並んでいますが、私としては、速読の効果は「右脳の活性化」に尽きると思います。なぜなら決して全ての本を速く読む必要はないからです。
実用面からいうと、速読に適したものは新聞、情報誌、ビジネス書、話題のネタとして読む目的の小説 などでしょうか。忙しい現代人には時間の短縮に確実に役立ちます。
一方、研究素材としての学術書や、じっくり楽しみながら味わうための文章には適していません。やはり速読では泣いたり笑ったりはなかなか出来ません。



自然葬

著:川副 秀樹ほか(新葬制研究会)/本文イラスト:毛利冨二夫/宝島社(宝島社新書)/735円(税込)/2000年4月24日発行

25年ぶりの中学の同期会に出席したら、ある女性から「川副くんって本出してる?」と聞かれた。彼女は当時たった一人の娘さんを亡くし、山好きだった娘さんの遺骨を、ある山に散骨したのだという。その時に参考にした本が本書だったという。私が書いていたから購入されたわけではなく、しばらくして「この人ってもしかして…」と、旦那さんが私の名に気付いたのだという。本を書くという行為の重い責任を認識させられた日であった。
当初は葬儀全般について書きたかったのだが、企画を出した段階で宝島社から「散骨」一本に絞りましょうとの要望を受けた。
もともと「自然葬」 とは「葬送の自由をすすめる会」という活動グループが銘々した言葉なのですが「…すすめる会」の了解をいただいた上でタイトルにしています。相変わらず私の名では売れないので「新葬制研究会」などという仮の団体名を付け、制作に係わったスタッフ全員が会員として名を連ねたという次第です。情報一覧やアンケート以外はほとんど私が書いているので「著作本」に入れました。
本書を書いた'00年当時は社会的にも問題が多かった「散骨」も、現在ではほとんど認知されている状況になっているので、内容は古いものにはなっていますが、世界の埋葬・散骨事情や葬送の歴史など、関心のある方には今でも興味深くお読みいただけると思う。しかし入手はほとんど困難なのではないだろうか。

 


■ぞえじいの編集本

フラワー 文庫版
文:マリリン満月/絵:星 恵美子/モデル:AYA/編集・制作:川副秀樹/宝島社/600円(税込)/2007年9月26日第1刷発行

2003年2月に宝島社から発売されたベストセラーの文庫版。単行本は私が手がけた本では一番売れていると思います(フラワー参照)。内容はほとんど単行本と同じですが、単行本発行から4年半たっており、最後の7章「エクスタシーのデータバンク」が更新されています。女性だけで作ったセックスのHow to 本というたてまえ上、相変わらず私の名前は出ていませんが表紙デザインと本文レイアウトは私の作。最近はオーガズム・マッサージのアダム徳永氏(失礼ながら、かなり怪しい)なども話題になっている影響か、満月さんも今回はフルネームの「マリリン満月」で出しました。
エロティックなイラストで名高い星さんの絵もたっぷり鑑賞できますが、単行本の場合はビニールで封をされていたのですが、文庫となると誰でもパラパラと中をチェックすることができます。大丈夫なのでしょうか。男女の性器や挿入部がバッチリ描き込まれているのです。
しかし、満月さんのポリシーは、あくまでも正しい恋愛と身体のありかたについての性教育に徹しています(学校で買ってくれないかな…などと申しております!)。特に、「まずセックスありき」という昨今の若い人の歪んだ恋愛観を正したいのだとおっしゃっています。私もその説には賛成です。現代はそういう危うい時代に突入してしまったのですね。このままでは日本人は滅亡です。ぜひ、本書を店頭でごらんになって「うわっ!」とのけぞってくださいませ。

宝島社(宝島社文庫)


リズミックカンフー(DVD付き)
監修:リズミックカンフー本部/指導:岸俊和/企画・制作:川副秀樹/辰巳出版(タツミムック)/1,365円(税込)/2007年7月1日発行

リズミック・カンフーとは、リズミカルなBGMに合わせて、カンフーの型を修得しながらおこなうフィットネスです。創始者(創師)の岸俊和氏は私の友人…というか、もとは高校時代の同期生の友人。編集者として紹介されたのですが互いに初対面ですっかり意気投合してしまいました。格闘技の先生ですから、かなりのコワモテですが非常に繊細で音楽家(ヴァイオリン)でもあります。
内容は大きく4つのカテゴリー、つまり「見(目線で素速く対象を見極める)」「伸(正しい姿勢と重心)」「着(下半身の安定法)」「息(呼吸法)」に分かれており、それにプラス「ストレッチ」と「演舞」の解説があります。緩やかな動きから激しい動きまでさまざまですが、あくまでも室内でマスターできるように構成してあり、決して難しいものではありません。本誌の写真とDVDを見ながら楽しく学べ、しかも岸先生の美人門下生3人がわかりやすく指導しています。
フィットネス感覚で護身術も自然に身につくところがヨガやピラティス、太極拳などにはない特徴です。

辰巳出版 http://www.TG-NET.co.jp



脱「恋愛ビンボー」宣言!

著作:セレブ・カナ/企画・編集:川副秀樹/蒼竜社/1,260円(税込)/2006年10月10日発行

なんと、「年収1億円の夫を捨てたオンナ、セレブ・カナがホンネで語る依存セレブから自立恋愛セレブへの道」というキャッチが帯に入ってます。
カナさんは帰国後、多くの有名ミュージシャンやタレントなどの通訳や英会話教室を主宰したり、女優業までこなす非凡で、しかも美しい女性です。
本書は何が面白いかというと、本屋さんの店頭にずらっと並んでいる恋愛指南書を徹底的にこき下ろしているところです。カナさんが今まで生き抜いてきたセレブ界の超アホ臭い人間模様とカナさん自信の激エロ&ちょっぴりドジ体験談が満載なのです。抱腹絶倒!
そこから彼女が導き出した結論は「おバカな人間どもが創り出した男女の価値基準やセレブ妄想へのとらわれを捨て、さっさと自立すれば自ずとイイ恋愛ができる」ということだ。
自分をモテないと思い込んでいる人、いつも恋愛に失敗してしまう人、自分を魅力ない人間だと思っている人には必読!
まあ、勘違い恋愛に酔いしれている人たちには読む必要はないと思いますけどね…
とにかく、カナさんとお付き合いの長いボクも知らなかったことだらけ。痛快で巧妙なリズム感溢れる文章にビックリしました…。
私も出しゃばって最後の4頁分だけ書かせていただきました。


この飛行機が安全だ!
―データで見る世界の空の安全度

著者:藤田日出男、米田憲司/制作・編集&デザイン:川副秀樹/宝島社(別冊宝島)/定価1000円(税込)/A5版128頁/2006年4月28日発行
 

 藤田日出男氏は、世界の空を飛んだ辛口航空評論家で元・日航パイロット。米田憲司氏はドキュメント『御巣鷹の謎を追う(宝島社)』の著者で当時は現役ジャーナリスト。航空業界が最も恐れるこの二人が豊富なデータをもとに「日本と世界の空の安全性」検証しています。私は原稿は書いていませんが、内容の企画・編集、デザイン、データや写真収集などで、最初の企画段階から全面的に参加しました。出版社の編集担当は富永虔一郎氏。
 実際に編集にかかわってまず驚いたことは、日本の空のほとんどはアメリカ軍と自衛隊が優先的に使用していて、民間機の使える空域が驚愕的に狭いことです。特に東京と沖縄上空はアメリカが制空権を握っていて、民間機はそこを迂回するか急上昇・急降下を強いられているのです。日本は独立国とはとてもいえない状況だということを思い知らされました。未だ我が国は植民地なのだ!
 もうひとつは、整備に金をかけない飛行機は必ず墜ちるということ! 現在は経営不振を解消するため、人件費を惜しんで整備を海外に委託しており('06年現在、自社整備は30%前後で、今後海外委託率はさらに増えていく予定)、数メートルに及ぶ機体内部のヒビ割れが何年も放置されていたり(発見できなかった日本の整備陣も情けないが)、エンジンの中に整備用具を置き忘れられていたり(特に中国に委託した場合に多く、意図的ではないかという話すら出ているという)といった現状なのです。整備の怠慢は、なにも限られた航空会社だけの話じゃないのです。最新ハイテク機の開発も乗務員を減らすためのもので、超大型機のエンジンが改良され、4発機から2発機になったのも燃費を抑えるためなのですが、4発だった時はそのうちの2発が故障しても飛行機は飛べました。じゃあ2発機の場合はどうなっちゃうの…と、考えるだけでも怖ろしい。先日、ジャンボ機が華々しく引退しましたが、実状はロシア製の劣悪アルミ材の想定外損傷が原因だということだ。
 本書の制作に取りかかってから、やたら事故や整備不良のニュースが目立つようになりました。日航の経営陣の権力闘争も乗客を全く無視したステージで繰り広げられていましたし…。我々は決してスチュワーデスの笑顔や機内食に惑わされてはいけないのです。
 とはいえ、本誌の主旨は航空会社を糾弾することではなく、「我々消費者が正しい判断力を持つことこそ、航空会社や国の管理体制の体質を改善できる」とするものです。つまり安全な航空会社、搭乗機を選ぶべきだ(選べるようになるべきだ)ということです。当然、格安ツアーは魅力ですが、それだけリスクは大きくなることを覚悟しなければいけません。
 度々飛行機を利用する方は、読まない方がよいのかも知れませんが、あえて一読されることをお勧めいたします。現実だけに、ヘタな怪談より衝撃的。
内容は
墜ちないのはどの飛行機?/事故の多い航空会社はどこだ?/なぜ飛行機は墜ちるのか?/どうすれば事故を減らせる?/快適な飛行機はどれだ?/評判のいい航空会社ランキング/日本の空の問題点/などなど
*一部データに誤記があり、正誤表が付いているはずです。


優しい有機食品
制作:農林水産省/発行:特定非営利活動法人 日本オーガニック検査員協会(JOIA)/編集:川副秀樹/2006年初版発行

B4仕上がり16ページの小冊子です。フリーペーパーで、どこに置いてあったのかは知りませんが、数万部単位で何回か増刷されたはずです。
有機JASマークや有機食品そのものについて、分かりやすく解説してあります。確認していませんが、内容は下記、JOIAのHPからダウンロードできます。
法外な低予算に押さえられたうえ、版権もないのでほとんど儲かりませんでしたが、せっかく作りましたので、ひとつの「ステイタス」(お役所仕事もしています)として掲載しました。
JOIAの方々をはじめ、制作に携わった農水省のご担当は非常に熱心で仕事は楽しかったのですが、オエライサンの天下りニュースを耳にするたびに、その下で汗を流している多くの関係者の努力を思い出し、腹が立ちます。

JOIA http://www.joia.jp/


初めてのブルース!!
監修・執筆:鈴木 啓志/他執筆陣:桜井ユタカ、ZOE、よしだ あつし/編集:川副秀樹/富士美出版(フジミムック)/1,600円(税込)/2004年8月25日発行

音楽界ではZOEという表記にしています。
この本は今でもボチボチ売れているそうです。下欄で紹介する「ブラックミュージック名盤入門」を読んだ辰巳出版の吉田篤氏(かつて一緒にエロ本を手がけた仲でブルース・ギタリストでもある)が偶然私の名を見つけ「ぜひウチでも!」と、声を掛けてくださり、辰巳出版系列の富士美出版から発行のはこびとなりました。
これは国内で入手可能なBlues CDのレビュー本で、ほとんどは鈴木啓志(ひろし)氏が手がけましたが、私も何枚か担当しています。
トータス松本氏の対談もなかなかオタクでGOOD! 
さらに吉田篤氏が入れ込んでいる Jug Band「Geoff Muldaur's Jug Band Trio」…そのメンバーの中でも特にお気に入りの Fritz Richmond 氏(washtub bass担当)などへの取材、桜井ユタカ氏の超オタク・ブルースマン特集などは、正直言ってとても「初めての…」というタイトルからかけ離れたレアな内容満載です。…いいのでしょうか。
とはいえ、半分以上は初心者向けに書かれているので、まあ…お許しいただけるギリギリのところはクリアしています。


ブラックミュージック 名盤 入門!
選盤&解説:桜井 ユタカ、鈴木 啓志/企画・編集・制作:川副秀樹/宝島社(別冊宝島934)/1,575円(税込)/2004年1月20日発行

これは私が SOUL MUSIC のグループを組んでいなかったら絶対出なかった本です。(バンドの話は「ぞえじいの SOUL MUSIC」をご覧ください。桜井氏とも鈴木氏とも SOUL MUSIC 繋がりでお目にかかった方達です。さらに忌野清志郎氏、村上てつや氏ご両人は、桜井氏を深く敬愛していましたので、本誌の誌面に二つ返事で登場してくれたというわけです。さらにカヴァーデザインは一部紙面も担当してくださったテリー・ジョンスン氏のフラミンゴ・スタジオ。もう…めまいがするほど豪華なスタッフなのです。
他にも私の親しい知り合いが総集結してくれました。内容はほとんどが桜井氏の選択で、ここに紹介している500枚はSOULの「基本のキ」的内容であることは間違いありません。私もずいぶん書かせていただいています。
ただし、一般的に考えられているスター…例えばスティーヴィー・ワンダーやソロになってからのダイアナ・ロスなど、誰でも知っている国際スターは「ソウル界から飛び出したアーティスト」と見なし、取り上げていません。これも一つのこだわりということでお許しを…。



フラワー

文:満月/絵:星 恵美子/編集・制作:川副秀樹/宝島社/1,470円(税込)/2003年2月14日第1刷発行/2003年5月15日第3刷発行

エクスタシー
文:満月/絵:星 恵美子/編集・制作:川副秀樹/宝島社/1,575円(税込)/2003年11月15日第1刷発行

この2冊は、私が手がけた本では一番売れていると思います。女性だけで作った女性のためのセックス入門書というふれ込みなので、どこにも私の名前は出ていません。わずかに装丁ハイ・スタジオ(私のオフィスの屋号)となっているだけです。表紙のアラーキーばりのエロい写真も私の作品ですが、クレジットもナシ。しかし増刷のたびにホンノ少しですが入金があるのは嬉しい限りです。
内容はそれぞれの帯に書いてある通りですが、星さんのイラストはかなりリアルで迫力があります。男女の性器などそのものズバリで描かれています。
とはいえ、内容的にはあくまでも女性の心と身体とのバランスや、性愛に対処する心構えなどが説かれている本ですので、決してエロ本などではありません。ただし店頭ではパックしてありますので立ち読みはできません。
描かれている美しいイラスト(絡みのカット)には、ちゃんとモデルさんがいて、女性は黒木さんという方です。イラストに劣らぬチャーミングな人で、その時の撮影も私が担当しました。つまり、結構楽しいお仕事だったということです。反面、自信なくしましたけど…。
とにかく、このような内容ですから、Amazonや楽天ブックスでの売り上げが良いらしく、一時は売り上げ総合1位になったこともありました。


「老けない! 若返る!」大辞典
編集・執筆:川副 秀樹/他執筆陣:野間 ゆう子、冨永虔一郎/宝島社(別冊宝島)/2001年12月17日発行/絶版

非常に良い本でしたが、残念ながら最後のデータ一覧に問題があり絶版になっています(私のミス)。
内容は当時はまだそれほど注目されていなかった「Anti-Aging」についての本で、加齢防止のための健康法や加齢の原理、サプリメント、医学などを紹介しています。由美かおるさんや藤岡弘氏のインタビューなども載っています。
絶版にも係わらずなぜ紹介するかといいますと、私の妻が経営しているHP「安泰堂(サプリメントの販売)」でこの本の内容を少しずつ公開しようと思っているからです。安泰堂とはAnti-Agingの読み方(欧米では「アンチ」というより「アンタイ」という発音をする場合が多いそうです)からとった店名です。興味のある方はリンク集からでも入れますが
http://www.antaido.com/
を覗いてください。ただし、まだ正式にUPしていません。


まだあった!! 女優192人の愛蔵ヌード
写真構成・文:村井 実/編集・カヴァー・本文デザイン:ラスタクラブ(川副 秀樹、梶谷正人、白井裕子)/辰巳出版(タツミムック113)/1,200円(税抜)/1986年4月25日発行

かなり古い本ですが、ここに紹介したわけは、ナント古本屋さんやネットオークションで、数年前でも50,000円のプレミアが付いているからです。本書の村井氏は風俗界では高名な方ですが、同姓同名の教育学者、慶應義塾大学名誉教授の方とは無関係です。当時でも大分お年でしたが今はどうされているのでしょう。北方訛のあった方でしたが、訛ったままの文章を書かれるので担当者は苦労していました。
とにかくプレミアが付いた理由は「裁判沙汰」になったからです。当時はかなり話題になりましたが制作サイドまでのお咎めはありませんでした。それどころかそのトラブルのおかげで敗訴して絶版になったものの、しっかり完売したそうです。
ここで登場するどの女優さんが訴訟を起こしたのか詳しくは知りませんが、当時から「ホントにいいの?」という思いはありました。今見るといろいろな意味で懐かしいです。


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